人間の脳は否定的な言葉を受け付けるようにはなっていません。なので,肯定的な言葉で伝えるようにしています。これは,どちらかというと,伝える側が意識しなければならないことです。特に,様々な制約・注意事項を伝える時に考えてください。例えば,「~には近づかないようにしよう」という表現は,「~から離れて遊ぼう」といった表現で伝えることができます。出来る限りシンプルに伝えるイメージをもってもらえば上手くいくでしょう。また,失敗を次に生かすための言い回しもあります。偉人の言葉を借りて,「上手くいかない方法を発見できましたね」と伝えると良いでしょう。学校内ではもちろんですが,家庭内でも肯定的な言葉でこどもと話をしてあげてください。大人が肯定的な言葉を使っていけば,こどもたちも肯定的な言葉を使うようになります。